「メゾン・ド・ヒミコ」
2005年 09月 15日
「メゾン・ド・ヒミコ」はゲイの為の老人ホームという
ある種偏った世界観の物語りのようで、実は
まったく普遍的なテーマを描いた話である。
老いること。それはゲイだろうと誰だろうと一緒である。
老人の一人が脳卒中で倒れ、寝たきりになると
聞かされた時、夢の楽園だと思っていた場所は
いずれは自分の番を待つ寂しい「終の住処」なのだと
ホームの仲間が気づくあたりで、友人と一緒に住む家を計画中の私の
一番の懸念をまざまざ見せ付けられたようで少々身に詰まされた。
残りの人生を数えるような歳になると
死を迎えるまで何を思って生きていくのか。
あっと言う間に過ぎてしまったこの20年を思うと
これから先の20年はもっと早いに違いない。
死ぬまで元気で、笑っていられるなら、それでいい。
どっちにしろ死ぬ時は独りなのだ。
せめてそれまでは一緒に!ヒミコの心境である。
ある種偏った世界観の物語りのようで、実は
まったく普遍的なテーマを描いた話である。
老いること。それはゲイだろうと誰だろうと一緒である。
老人の一人が脳卒中で倒れ、寝たきりになると
聞かされた時、夢の楽園だと思っていた場所は
いずれは自分の番を待つ寂しい「終の住処」なのだと
ホームの仲間が気づくあたりで、友人と一緒に住む家を計画中の私の
一番の懸念をまざまざ見せ付けられたようで少々身に詰まされた。
残りの人生を数えるような歳になると
死を迎えるまで何を思って生きていくのか。
あっと言う間に過ぎてしまったこの20年を思うと
これから先の20年はもっと早いに違いない。
死ぬまで元気で、笑っていられるなら、それでいい。
どっちにしろ死ぬ時は独りなのだ。
せめてそれまでは一緒に!ヒミコの心境である。
by iiotoko-site
| 2005-09-15 08:58